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今日は、朝から市役所へ行ってきました。
昨日、パパに話をしたら、今日の午前中はフリーになったそうで、ふたりで診断書を
いただきに市役所へ行ってきました。

ありがたいことに、8時半から市役所の窓口が開いていて、事情を説明をして
冊子や診断書などをいただいてきました。

15052001

それから、パパは仕事に向かうのかと思ったのですが、思いのほか市役所での用事が
早く終わってしまったので、
一緒にバスに乗って、病院に行くことになりました。

10時に病院につきました。
Yちゃんはベビーカーの上にいました。
眠そうな顔をしていました。

今日は、医師や看護師が慌ただしくしていて、これからお風呂と言われてから
30分ほど時間がかかりました。
その間に、Yちゃんのリハビリを担当しているW田医師に初めてお会いして、挨拶を
しました。

リハビリ計画書の中にお名前はあったのですが、いつもは担当のPTさんとお話する
機会が多く、リハビリ担当医の先生とは、この時期になり初対面でした(笑)

さて、リハビリについての説明は主に口のことでした。
・口から入れる練習をしているものの、飲みこみがまだ確認されていないこと。
・ただ、体もしっかりとしてきて、胴のあたりの筋肉が発達してくると、吐いてしまう
ことが多かったのが、少なくなってくるのではと考えていること。
という話でした。

15052002(↑ モニターが小さくなりました。心電図は測らなくなりました。サチュレーションのみ)

今後とも、外来で診てくださるそうです。
リハビリの先生は、私が来ないような時間にYちゃんのところに来られていたそうで
挨拶が遅くなってしまったのだそうです。

その後、看護相談のH口さんが来てくれて、訪問看護ステーションが決まったとの
報告でした。
2か所ありますが、どちらもこちらの病院の子を過去に引き受けた経験があるところだと
いうことで、安心ができます。

15052003また、そういうところは、恐らくこちらのNICU、GCUと同じくらい小児看護について
理解があり、また情熱があると思う、というH口さんの意見でした。
私からの報告は、市役所で診断書を出してもらったことを話しました。

それが終わってから、沐浴をしました。パパは途中まで病室にいたのですが、外で
パソコン仕事をするために退出していました。

沐浴が終わって、顔のテープをはがして、新しいものに貼り直しました。
Yちゃんは眠たくなっているので、抵抗もせずにおとなしく貼り直しを受けていました。

今日はパパも待たせているので、11時に退出しました。
短い時間でしたが、面会ができてよかったです。
月火水と、午前中に面会、その後仕事が入っていたので、私も慌ただしくしていましたが、
明日からは通常通りに戻り、14時くらいに面会にいき、16時に退出する予定です。

15052004

さて、話は変わりますが、月曜日に講演会にいきました。
日本経済人懇話会という会合の月例会でした。
ここで、今回は杉山愛さんとい世界的なうテニスプレーヤーの母であり、コーチであり
ディレクターをされていた杉山芙沙子さんの話を聞きにいきました。
題は「ツールとしてのスポーツ」でした。

私としては、
「スポーツをすることによって、人間力が磨かれるという話をされるのかな」
という気持ちで行きました。
私は、テニスのことはさっぱりわかりません(笑)

それで、今回は行って大正解でした!
スポーツをすることによる、人格形成の話ももちろん面白いのですが、トップアスリート
の両親の子育てを取材した本も出されている方で、教育全般の話で本当に素晴らしかったです。

杉山愛、錦織圭、穂積絵莉という個性のまったく違う選手のディレクターとして、
各々の個性を尊重する教育、
そしてスランプに陥ったときに、ディレクターとしてどうやって選手を導いてあげたか
という経験を語ってくださいました。

ディレクターという言葉は初耳でしたが、まず選手は一人では試合にでることができず、周りに
コーチやメンタルのトレーナー、フィジカルのトレーナーなどのたくさんの人が関わって
います。その中でチームをまとめて、選手の状態を見て、最終的に次の試合に出るのか、
やめるのかなどの総合的な水先案内人をつとめるのがディレクターなのだそうです。

例えば杉山愛選手の場合は、杉山選手の周りにたくさんの人が関わって、「チーム愛」を作り、
そのチームがどこにいくのか、ゴールを見せてあげるのが、ディレクターの仕事だと
言われていました。

杉山選手は、あるときにテニスに対する情熱を失い、芙沙子さんにコーチ兼、ディレクター
をお願いしてから、その後世界で活躍を続ける選手になりました。
また、錦織選手と杉山芙沙子さんが出会ったときは、錦織選手の肘の故障のとき。
そしてその後手術をして、1ミリも動かなかった手から、リハビリを重ねて見事に復活し、
今の大活躍につながっています。
最後の穂積絵莉選手は、現役の選手ですが、甲状腺の病気を発症し、薬の量や練習量を
調整しながら、試行錯誤を繰り返し、今はちょうどよい薬の量も見つかり、プロとして
頭角をあらわしている選手です。
また、杉山芙沙子さんは、アスリートの教育に関わってきて、このプログラムはノン
アスリートの教育にも使えるということで、可能性や才能を引き出す教育法として、
このプログラムを幼稚園などに提供をしているそうです。

http://fusako-sugiyama.com/

そんな話を聞きながら、私のことを思ったときに、
「私は、Yちゃんというチームのディレクターなんだ」
ということを認識するにいたりました。

Yちゃんの周りには、主治医の先生をはじめ、他の新生児科の医師、看護師、その他の科、
外科、循環器科、リハビリ科、整形外科などが関わっています。

また、退院後は、訪問看護ステーションより看護師が毎日のように派遣されます。
それから、退院後は地域との連携をしていくことになります。
まずキーになるのは、地域の保健師さんです。
保健師さんから、地域の子供たちを取り巻いている様子も、教えていただくことに
なりますし、市役所や都の都の保健所との関わりもでてきて、その都度、連絡を取りあい
ながらとなります。

また、Yちゃんが風邪を引いたり、予防接種を受けたりすることは、地元のクリニックを
紹介してもらうことになっています。

Yちゃんの周りにたくさんの専門的な知識を持った人々が集まり、チームYちゃんの一員
として、Yちゃんの成長をサポートしてくれていまし、退院後もサポートしていただく
予定です。

私のところに届く情報というのは、情報量も多くとてもありがたく受け取っていますが、
これを総合的に考える、まとめていき、
私は、チームYちゃんのディレクターとして、Yちゃんにとってよりより環境を作ってくことが、
今の私の立場として必要なのだと思っています。

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