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2015年の成長記録/未熟児・早産児・低体重児のYちゃんブログ。

未熟児・早産児・低体重児のYちゃんブログを更新しています。
平成25年(2013年)12月29日に超低出生体重児(早産児、未熟児)として
妊娠22週で、284グラムのYちゃんを出産しました。

12月31日(木)
今日は、大晦日です。
早いもので1年も終わりです。

20151231-01

今年の正月の抱負は、
「Yちゃんの退院」
でした。

今年の1月1日は、パパも休みで早朝にGCUに面会に行ったことを
覚えています。
途中の道から富士山がきれいに見えていました。

おかげ様で念願の退院が叶い、6月10日から自宅で過ごしています。
ただ、7月に1カ月ほど入院をしました。

その時に主人と、
「こうやって、入退院を繰り返しながら大きくなるんだろうね」
と話をしたことを覚えています。

しかし、その後は、Yちゃんの体調もすこぶる良くて、当初の心配通り
にはならなかったです。
それからは、風邪を1回引きましたが、薬を処方してもらって自力で
治しました。

生命力の強い子なのです。

自宅に帰ってからは、抑制はせずに昼も夜も過ごしていますし、
EDチューブが抜けたのは、ママのミスで1回だけ。

本当に順調に過ごしていると思います。
やはりYちゃんも家にいるほうが情緒が安定するようです。
また、パパママの心理も安定するようです(笑)

さて、大晦日の今日はいつものように過ごしました。
午前中にパパと3人で年末のお買い物。

Yちゃんはお昼は随分と寝てしまって、夜は眠れなくなりそうな感じ。

*****************************

今年も、たくさんの方にお世話になりました。
色々と私も医療や社会保障制度、育児について勉強をすることがあり、
教えてもらうこともたくさんの一年でした。

Yちゃんを産んでから今まで、接点のなかった医療関係者の方たちと
過ごすことが多くなりました。
訪問看護師さんに週4回入ってもらうことができて、わからないことは
なんでも聞いています
医療関係者からは、見習うことがたくさんあり、いつも勉強になっています。

来年の抱負は明日発表することとして、今年の最後は、みなさんへの
感謝で終わりたいと思います。

今年もこちらのサイト、Yちゃんの成長記録を見てくれてありがとう
ございました。

*****************************

ちょっと時間があり、気分も乗ってきたので、所感、メッセージです。

【早産児、未熟児、低体重児と過ごすということ】

早産児、未熟児、低体重児と過ごすことは、普通の子の育児と
違うこともあって、戸惑うことも多いです。

成長の過程やスピードがほかの子よりもゆっくりです。
そのため、早産児、未熟児、低体重のママたちは、成長を早めようと
焦ってしまうそうです。

でも、私にとっては
「『普通』ってなんなの?
普通であることがそれほど大切なこと?」
という価値観を持っているので、成長のスピードが遅くとも、
他の子と違っても、

「その子(Yちゃん)の人生」
と考えて、それほど問題視をしていません。

その子のできることをベースに人生設計を助けてあげれば、勉強が
できなくても、運動ができなくても(学校の成績など)好きなことを
やって幸せな人生を送ることができると思っています。

Yちゃんのママは、実はそれくらい変わっている人なのです(笑)

価値観というのは、人それぞれでいいと思います。
ただ、がんじがらめの価値観を持っていると、こういう普通と
違う子が突然舞い降りてきたとき、それから普通ではないことが
人生の中で起こってしまったときに

ギフトとして受け止めることができずに、大変な思いをするのでは
ないでしょうか?

できれば、人生で起こるすべての出来事をギフトとして受け取り
たいですよね!?
(本当はすべてが天からのギフトなのですが)
それができるかどうかは、その人の思考に寄る訳です。

私はYちゃんのような子が私の元に来てくれたというのは、1つの
ギフトだと思っています。

普通の人には体験できないことをたくさん経験させてくれる
私の人生のなかで最大のギフトです。

また、Yちゃんを育てるという経験を通して、たくさんの方からの
親切にしてもらったり、助けてもらったりして過ごしています。
「世の中って、こんなに愛深い人がいっぱいいるんだなー」
と感謝して、愛を受け取ることをさせてもらっています。

それから、Yちゃんを育てることで知った日本の社会制度のすばらしさ!
これは、本当に素晴らしい!

日本の国民皆保険制度は、世界に例を見ないほど素晴らしいシステム
と思っていましたが
社会保障制度もきめ細かく素晴らしい。

こういう普通の子育てでは、知りえなかったことも教えてもらえる。
これはYちゃんを産まなくては知らないまま人生を終わっていました。

あと、私が今思っているのは、
「私は、与えられた役目を果たすだけ」
です。

Yちゃんのことを話すと
「赤ちゃん、がんばったねー」
と言ってもらえます。ごくたまーに、
「ママもがんばったねー」
と言ってくれる人がいます。

でも、私にとってはそれがすごいこととか、頑張ったとかいう次元の
問題ではなくて
「それが私の役割だったから」
というふうに考えいます。

頑張ったとか、頑張らなくちゃという次元の問題ではなくて、
するべきこととして、毎日淡々と搾乳して、面会に行っていました。

それが役目だと思ったから。
それがやるべきことだと思ったから。

こんな風に考えています。

以上、長くなりましたが、2015年の所感を述べさせていただきました。
これからも淡々と毎日ブログ更新をしてきます。
良いお年をお迎えください。

お正月を迎えるので松が入ったお榊
20151230-06

仏壇のお花も千両が入り、華やかに。

20151230-05

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