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225日目。

 
 

今日は ひとりで 夕方に 面会に行きました。
 
 

夏の日差しが 強く 午前中に 家を出ることを 断念。

夕方4時に 家を出て 5時にNICUに入り 1時間ほど 

面会をしました。
 
 

今日は NICUに入ると 看護師さんたちが カンファレンスを

していました。
 

カンファレンスとは 看護師さんたちが みんなが 手が空いてそうな

時間に 集まって 患者の子供たちについて お話 相談などをする

会です。
 

NICUの中で 空いている場所で 輪になって 椅子に座って お話を

します。
 
 

さて 担当看護師さんは Yちゃんの 保育器のところにいて

「今日 管が 抜けたんですよ~」

と 興奮気味でした。
 

「先生から お話が ありますので」

ということで 先生を 電話で 呼び出してくれて 先生が

いらっしゃいました。
 
 

内容は

・今日から 管を 外した

・鼻につける マスクに なった

・管を 外してからの ほうが 調子が いいみたい

・体調は 血中二酸化炭素は OK。呼吸が 早いのが 気になる。

・供給酸素は 高めで 40%にしている。心臓に負担を かけないため。

・心拍は 120と 低いので それほど しんどい感じでは なさそう

・(先生は 今日は 夜勤なので)12時間後に 血中の二酸化炭素濃度

が増えないか 見る。

増えるようだったら 呼吸器を 管に 戻した方がいいので その

処置をする

・鼻マスクになったら 抱っこすることも できる

・管と違って 鼻からの 酸素供給の場合 気管だけではなく 食道

にも 酸素が 入るので しばらく お腹が ぽっこりに なる。

それから 口も カニさんの ように アワアワになる

・慣れてきたら マスクを外して 5分、10分と 練習をしていく
 

以上でした。
 
 

私が 見て 変わったところと 言えば・・・

・呼吸器も 新しく変わった

・呼吸器の中にも 酸素を 入れている。40%。今までは 管からのみ

入れていた。

・保育器温度 27.0℃

・血中酸素濃度も 100%が続いていた。管と違って 肺を痛めることが

少ないためか 100%が続いても 供給酸素量を 下げることを しなくても

大丈夫らしい。

・鼻からの 十二指腸チューブは 変わらずだが 胃に入れているチューブは

鼻から 口に 変更に。

胃に入れている チューブは 胃の中の 空気を 抜くために入れている。

 
 
 
 

先生と お話をしていて

「Yちゃんの 管を 抜いたときに 声が 出まして いい声を

していましたよ。

通常 管が長く 入っている子は 抜いたときに 声が でないか

しわがれ声になることが 多く 時間とともに それは 治りますが

Yちゃんは ちゃんと 声が出ていましたよ。」
 

とのことでした。
 
 

その最中に

他の先生が 通りかかり 他の子を エコーして 終わって 片づける

ところだった らしいのですが

「おめでとうございます」

と 声を かけてくださいました。
 
 

Yちゃんの 主治医の先生とは チームが 違う先生だったので

私とは お話をしたことが ない 先生だったのですが

声を かけてもらえましたので

「ありがとうございます。」

と お答えしました。
 
 

主治医の先生からは

「Yちゃん 注目の的ですね」

と 言われました。
 
 
 

その後 先生は 戻られたので ひとりで ホールディングを

していると

知り合いの 看護師さんが 声を掛けてくれて

「Yちゃん がんばってますね~」

「早く 声を 聞きたいですね~」

と言ってくれました。
 
 

担当の 看護師さんが 戻ってきて

「Yちゃんが 怒った時に 声が 聞こえましたが かわいい声

でしたよ」

と言ってくれました。
 
 

そして 鼻マスクの 説明をしてくれました。
 

鼻マスクは 挿管チューブ(通称 管と言ってるもの)とは違って

ズレれば 正しい位置に 戻せば いいので 管理が楽 だそうです。
 

鼻マスクは 呼吸の管を額に 鼻マスクの左右から 線を出して

頬を通って かぶっている帽子に 固定しています。 

 
マスクは ずっと同じ場所に しているので 皮膚に

痕が ついてしまうので 

鼻を 覆う三角のマスクの ほかに 鼻の両穴に 入れる形のものもあり 

時間ごとに 交互に つけることによって 痕が付かないように できます。

 
 

あとは 首を振ることも できるようになります。 頭の 固定のために

今までは 頭の周りに ジェル状の 重しを 三個使っていましたが

これも 無くなりました。
 
 

かなり 自由度が 広がりました。
 
 

看護師さんは

「少しだけ・・・」

と言って 鼻マスクを 取って Yちゃんの 顔を見せてくれました。

「こんな 顔をしていたんだ~」

と はじめて 口の テープのない Yちゃんの 顔を見ました。

今までは 管を 止めるために 厳重に 口元に テープを張られて

いましたが それが すべて なくなったのです。

可愛かったです。

酸素も 落とさずにいました。
 
 

また しばらくすると 担当看護師さんが いなくなり

ひとりで いると
 

看護長が いらして

「がんばってますね」

と声を かけてくれて Yちゃんを じっと 見られてから

去っていきました。

 
 

あとは 中年の 今まで お会いしたことのない 医師も

いらして

「がんばってるね」

と 声を掛けて くださって パソコンを いじって

経過のデータを 見てから 去っていきました。

 

入口付近に NICUでお世話になっている 若い先生方が

たくさんいらして その輪の 中の Yちゃんの 主治医に

向かって

「調子 いいみたいじゃない」

と 声を掛けていました。

主治医の先生は

「呼吸が 早いのが 気になりますが・・・」

と 答えて いました。
 
 

今日は Yちゃんの 周りは ウキウキモードで

華やかな 雰囲気に 取り巻かれていました。

 
 

このまま 管に 戻らないことを 祈りつつ・・・

と思って 帰りました。

帰りは 風も 吹いていて 涼しく感じられました。

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