最近、思うことは
「どうせ、同じ時間を過ごすなら、楽しく過ごしたい」
ということです。
 

子供が低出生体重児として生まれたことは事実です。
それは変えることができないことです。
 

しかし、この「生まれた」という日からの毎日をどう過ごすかというのは、
こちらの心に任されていると思います。
 

その間を心配して過ごすのか、幸せと言って過ごすのか・・・
 

Yちゃんを産んで1年が経ちますが、私は毎日を
「幸せ、幸せ」
と言って、過ごしてきました。
 
同じ1年を、心配で過ごすのか、幸せと言って過ごすのか、
時間が経てば経つほど、大きく違ってくると思います。
 
 

ここで斎藤一人さんが作ってくれた「仁義」という詩を掲載させて
いただきます。
 
最近は、この詩が気に入って、病院へ行く車の中で大きな声で
声出しをしています。
 
 

「仁義」
 

たった一度の人生を
世間の顔色うかがって
やりたいこともやらないで
しんでいく身の口惜しさ
どうせもらった命なら
ひと花咲かせて散っていく
桜の花のいさぎよさ
 

一度散っても翌年に
みごとに咲いて満開の
花の命の素晴らしさ
ひと花どころか百花も
咲いて咲いて咲きまくる
上で見ている神さまよ
私のみごとな生きざまを
すみからすみまでごらんあれ
 

以上
 

作／斉藤一人
 
 
まるかんの人たちは、この詩を毎日大きな声で読み上げています。
 
 
次に音楽の話ですが・・・
まるかんの仲間でプロのピアニストさんがいるのですが、
昨年のクリスマスにご自分のサロンでコンサートをしてくれました。
そのときに思ったのが、
「音楽って（やっぱり）いいよな～」
ということでした。
 
それから、家で歌を歌ったりして、Yちゃんの面会時にも歌を歌って
あげるようになりました。
 
それまで、NICUの緊張感あふれる室内では歌を歌うことは考えた
こともなく、またGCUに移ってからは、ときどき歌ってあげている
ママもいましたが、そういう子たちはすぐに退院する子も多く、
なんとなく、私は歌ってあげることをしないで、過ごしてきました。
 
 
私は、高校時代にオーケストラの部活に入っていたことがあります。
私はとても下手でしたが（笑）
 
それ以降はあまり音楽とは縁がない生活をしていました。
でも、好きな音楽は聞いていたのですが、学生時代に持っていたCDの
すべて手元にありません。
結婚してからは、主人がまったく音楽に興味がない人なので、音楽の
ない生活をしていました。
 
そこで、このコンサートでプロが弾くピアノと、おまけでカウンター
テナーの男の子が出て来て、「アヴェマリア」を歌ってくれたんですね。
本当に感動しました。
 
そこで、
「同じ、時間を過ごすなら、生活の中に音楽がある時間を過ごしたい」
と思いました。
 
最近は、ユーチューブなどでも、たくさんの音楽が聞けるといういい時代に
なったので、音楽を聞きながらこのサイトも更新させてもらっています。
今日は、学生時代に弾いた「チャイコフスキー　交響楽　第五番」を聞き
ながらです。いわゆるチャイゴです。
 
こう考えると、音楽をやっていてよかったな、と思います。
学生のときは、必死で弾いていた曲ですが、今、聞いてみると改めて、チャイ
コフスキーってすごいな、と思いますし、音楽の魅力は、時代が変わっても
色あせないんだな、と思いました。
音楽の素地を作ってくれた母親に感謝しています。
 

始めはパソコンのスピーカーから出る音はあまり良くないので、不満だったの
ですが、イヤフォンをつけて聞いてみると、かなりいいです。
あと、交響楽は、1楽章から、4楽章まで終了するのに時間が45分～1時間くらい。
だいたいの時間の目安になるので、便利です～

余談ですが、そのコンサートで、観客の同じまるかん代理店の方のリクエスト
で「ジュピター」も弾いてもらいました。
平原綾香が歌ったことでも有名なこの曲。
私は、オケ出身のため、ホルストの組曲惑星の中の一つ、「木星」の曲が
いきなり世間で聞こえるようになってビックリしたのですが、
歌よりも、オケのバージョンのほうが断然好きで、ジュピターが
はやった時に、気にも留めなかったのですが、
（著作権のことのほうが、気になりましたが（笑））
 

このリクエストをした人が、詩が素晴らしいんだと、教えてくれました。
 

「夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じて あげられないこと」
 

そうですよね、素敵な詩ですね。
ここに掲載させていただきますね。
 
 
そんなことで、今日は、「同じ時間を過ごすなら、・・・」という話を
書かせていただきました。